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ロンリープラネットが与えてくれた 初めての海外個人旅行

小さな頃から一年に一度位は海外に連れて行ってもらっていました。10代後半にもなると、ある程度の英語は理解できるようにもなってきたことから、早く一人で世界を自由に駆け巡りたいという気持ちになりました。更には、旅行ガイドブックなんて読まず、現地の人たちから地元の穴場なんかを聞いて自分らしい旅をするのだと思っていました。

初めての海外旅行はインド。早速英語の壁と自分のプライドの壁にぶち当たる。

初めて一人で足を踏み入れたインドで、独特の現地訛りの英語に初日から疲れてしまいました。空港で偶然出会ったカップルに、地球の歩き方という旅行ガイドブックを見せてもらい、辛うじて今後の自分の行き先を抑える事が出来ました。自分は、海外での旅行に慣れていて、現地で人に道を聞きながら悠々自適に旅をするバックパッカーになるんじゃなかったのか、という悔しい思いが頭を駆け巡ります。でも、気づいても後の祭り。私がその時いたインドのムンバイではそもそも旅行者よりビジネスマンが多く、日本の旅行ガイドブックは当時どこの本屋さんに足を運んでも見当たることはありませんでした。途方に暮れながら、当初の目的である南インドまで頑張って足を運ぶことにしたのです。

英語を一から学びなおすことに決め、手に入れたロンリープラネット。

南インドへ向かう電車の中でも、向いの席に座った女学生と少し英語で話をすることが出来ました。どこから来たの?どこへ行くの?など、当たり障りのない話をする中で、彼女がとてもきれいな英語を話していることに気付きました。彼女の英語なら、私が知りたい情報を教えてくれるかもしれない。そこで、次の目的地である場所を告げ、そこにいくにはどうしたらいいか聞いたところ「駅でインクワイアリーに聞いたら?」と返答してくれました。「インクワイアリーって何?」と尋ねると、「そんな単語もわからないで、よく旅ができるわね」と言い返されてしまいました。後でわかったのは、「インクワイアリー」というのは英語で「案内」という意味。分かりやすい英語を話してくれる彼女にもっと英語を勉強しなさい、と言われた気がして、やっとそこでロンリープラネットという英語の旅行ガイドを買うことに決めました。

真夏のインドでクーラー付の宿探し、ロンリープラネットなら載っている。

やっと手に入れたロンリープラネットは、今や世界中どこの空港でも売っている英語の旅行ガイドです。主に西欧文化圏の方が編集していることから、日本人が入りにくいような場所へも積極的に足を踏み入れ、日本の旅行ガイドブックには掲載されていない穴場があり、この旅が終わるまでパートナーとして大活躍してくれました。最も感謝したのは、真夏のインドでクーラーが効く安い部屋を探していると、日本の旅行ガイドブックには載っていない場所が記載されていました。現地に到着してみると、空室だらけで本当に助かったという気持ちでいっぱいになったのを覚えています。最初は英語で苦労するかもしれないと危惧していた旅も、この旅行ガイドブックのお陰で英語をブラッシュアップする事も出来、感謝いっぱいになりました。